Ouya2

新コンソール機「Ouya」の企画がKickstarterで公開されているようです (*・ω・)ノ





オープンなコンシューマ機「Ouya」,クラウドファンディングサイトで企画を公開後,わずかな時間で目標額をクリア




99ドル(約7900円)で発売される予定の据え置き型コンシューマ機「Ouya」の企画が,北米時間の2012年7月10日,クラウドファンディングサイト「Kickstarter」にアップされ,約1日で目標額の95万ドルをはるかに超える,約200万ドル(約1億6000万円)資金を集めた。


ロサンゼルスに本拠を置くOuya(社名)が開発するOuya(こちらは商品名)のコンセプトは,スマートフォンやタブレット向けにリリースされたゲームを,ハイビジョンテレビでもプレイできるコンシューマ機というものだ。
 ゲーム開発者はOuyaにロイヤリティを払う必要はなく,同梱される開発キットを使って自由にゲームソフトが開発/販売できる。Ouya向けのタイトルはすべてFree-to-Playにしなければならず,これが開発者に課せられた唯一の制約といえそうだが,アイテム課金や有料メンバーの導入などは自由に行えるという。


また,ユーザーがOuyaを自分好みに改造したり,ソフトウェアを改変したり,外観を変えたりする“ハッキング”行為が認められているなど,これまでのコンシューマ機にはなかった急進的でオープンなプラットフォームになっている。2012年7月5日に掲載した記事でもお伝えしたように,デザインを担当するのは世界的なデザイナーであるYves Behar氏だ。


Kickstarterの企画書にはスペックも記載されており,Ouyaの性能が分かる。ちなみに本体には,ワイヤレスコントローラが1つ同梱される予定だが,こちらはアナログスティック×2,十字キー(D-Pad),ボタン×8,システムボタン,そしてタッチパッドという仕様になっている。


■スペック
OS:Android 4.0
CPU:Tegra 3
メインメモリ容量:1GB
ストレージ:内蔵(容量8GB)
ビデオ出力:HDMI(1080pまで対応)
無線LAN対応:IEEE 802.11g/n
Bluetooth:4.0 with Low Energy
USB:2.0×1


冒頭にも書いたように,Kickstarterでは現時点で200万ドル以上の資金を集めており,ページを読み込むたびに,金額が増えていく。締め切りまでまだ28日を残しており,最終的な総額がいくらになるのか見当が付かない状況だ。最初に紹介したときは,なんとなくイロモノっぽく思えたOuyaだが,もしかすると,次世代コンシューマ機の台風の目になるかもしれない。



http://www.4gamer.net/games/000/G000000/20120711043/